クアラはフィン（背びれ）を意味するハワイ語です。
湘南のローカルサーファーを交えての商品企画から生まれた遊び心たっぷりのペンダントヘッド。
サーフボードの方向性を安定させる大切な役割を持つフィンをモチーフにしました。

スイープやデプスのバランスにもこだわり、ボードとのジョイント部分まで細かくデザインされています。
チェーンを通すカンにまで繊細に彫り入れされた隙の無いデザインは、大人のサーファースタイルにもぴったり。
ジョイント部分にはマイレ（絆を深める）の葉。

フィンは印象の違う波（幸せを運ぶ）のデザインが両面彫りされ、片面にはさりげなく≪カナロアの目≫を彫り入れました。
カナロアとは、ハワイ神話の海神であり、語源の「ka-na-loa」は「全面的な信頼」「偉大なる平安」という意味があります。

サーフィンをされる方にはお守りとしてもお勧めです。
サイズ違いの「クアラS」とペア使いも素敵なハワイアンジュエリーです。

こちらの商品はエングレイバーの手彫りによって一点一点おつくり致します。

※在庫の有無により、１ヶ月程度の納期をいただいております。



＜波＞
ハワイ名：Nalu　英名：Wave
太平洋の真ん中に浮かぶハワイ諸島の人々にとって、海は偉大な存在でした。
海は自然と密接なハワイアンの生活の中でも最も神聖なもので、神そのものでした。
「波」はハワイアンジュエリーのなかで最も多いモチーフですが、ハワイの波は常に穏やかで美しいだけではありません。
時には大きくうねりながら荒れ狂うこともあり、命を落とす危険もあります。古代ハワイの占術マナカードでは、Naluに「黙想」という意味が付けられていて、大きな波(精神的な障害、自身の感情の起伏)が来たときはその状況をしっかり捉え、何をすべきかを考えることが大事だという教えがあります。
「波」は聖なるものであると同時に、人生において大小様々な障害があるが、その場を見据えて良く考える事が大切である、また、寄せては返し途切れないことから「永遠」を意味します。
ハワイアンジュエリーのモチーフにはひとつひとつ意味が込められており、願いを叶えるお守りのような役割を持つと言われています。



＜マイレ＞
ハワイ名 ： Maile　英名 ： Alyxia stellatum　
マイレは大変香りのよいハワイ固有の葉です。
面白いことに、島によって葉の形が異なり、名称も異なります。
マイレのレイは伝統的に、シーンや階級を問わず贈ることができ、レイの歴史の中で最も古いものだと言われています。フラの神Lakaが宿ると言われ、神に捧げるフラでは必ず用いられます。山中でマイレの香りがするのに葉が見当たらないときは、かつてそこが神を奉った場所だったということだそうです。
古代ハワイでは結婚式を取り仕切るKahuna（預言者・占い師）が新郎と新婦の手をマイレで結びつけたことから、現在でも「絆を深める」ことの象徴として新郎に贈る習慣があります。
また戦場において停戦の儀式にも用いられ、「平和」の象徴でもあります。
ハワイアンジュエリーのモチーフにはひとつひとつ意味が込められており、願いを叶えるお守りのような役割を持つと言われています。